8月15日に「同志館夏の練習会」が開催することができました。今年は新型コロナの影響ですべての大会が中止となっており、道場の行事も中止や縮小せざるをえない状況です。実際、練習会も開催できるのかぎりぎりの判断でしたが、徹底した人数分散と組手や接触練習なし感染防止策をとり、内容は子供たちが接触せず安全に競争できるように形試合と縄跳び競技に変えて行うことになりました。
毎年、基本と体力づくりはとてもしんどい練習です。ですが子供たちは汗だくになりながら必死についてきてくれました。形競技は初めて試合する子もいましたが、練習どおりに間違えず一生懸命に演武できました。黒帯、茶帯の経験の長い生徒は、負けたくないという気持ちが前面に出て、非常にいい演武でした。
また、縄跳び競技はとても盛り上がりました!縄跳びはどんな競技にも役立ついい練習です。3年生以上は二重跳び競争ですが、初め二重跳びができなかった子も「練習会までにできるように!」と家で特訓した子がたくさんいました。中学生以上の前二重跳び177回、後二重跳び56回で優勝した野原さんの回数は、素晴らしい。みんな、できないことをチャレンジするのは良いことですね。できないとあきらめないこと!できるまでやることが大切です。
子どもたちの楽しんでいる姿、悔しがっていた姿、必死で練習していた姿、そして笑顔と成長を見られたことで、親御さんも安心されたと思います。目標を持って取り組んで、努力してきた子どもたちは、コロナ禍の中でもしっかりと前向きだなと感心しました。以前のような状況に戻れば、すぐに何事にも対応できる力がついていると思います。
保護者同士の交流もでき、子どもたちも仲良くなる機会となった練習会。本当に有意義であった、開催してよかった、と実感しています。ご理解、ご協力本当にありがとうございました。
今後も指導者一同、感染防止に努めながら子どもたちの成長を手助けして指導していきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
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